魔法の時間

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1日にたった2回、

しかもほんの数十分間。

 

日の出と日の入りの直前。

(まぁ現実的なのは後者やわ。)

 

そしてとても大事なことは、

晴れていることと

その上空気が澄んでいること。

 

 

 

それらが揃えば、

 

なんかわたし写真上手くない!?

って勘違いしちゃうような写真が撮れてしまう。

ドラマチックで、

ゴージャスで、

ときに儚げで。

 

そう、

それが「マジックアワー」の魔法だ。

 

 

 

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秋に岡山で撮る写真が好きだった。


別にマジックアワーを

ねらっていたわけじゃなくて、


写真を撮ってたらいつのに間にか

日が暮れてきて、

 勝手にマジックアワーがやってくる。

そんな感じ。



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何を撮っても どこを撮っても楽しくて、

いつまでもシャッターを押していたくなる

魔法の時間。


でもマジックアワーは

あっという間に終わってしまう。


あっという間だからこそ夢中になるのかも。

そこにカメラ仲間がいたらもっと最高。


秋×岡山×カメラ仲間×マジックアワー

そんな時間が今は

とてもとても恋しい。



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zono



 

 

 

カメラに恋してる(なんかハッシュタグにありそう)

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お久しぶりです。なつです。

なんぼのんびりすると言うても、さすがにのんびりしすぎました。

ここに書くような事ではないような事でとにかく

わさわさとして落ち着かない日々が続いていて

なかなか写真と向き合う時間というかエネルギーがなかったけど

それも少し落ち着きそうな予感(希望)なので、ちょっと「やるぞ!」の

意味も込めて3枚もインスタに投稿しちゃったりして

 

写真に向き合う時間が無いといいながらも、なんだかんだと出掛けて

出掛ければ写欲が湧いてガーっと撮りまくったり。

まだ現像に出せてないフィルムも溜まってきたからそろそろ出そうかな

 

いくら忙しくても、いくら写欲落ちても

写真を嫌になることは一度だって無くて、嫌になれない

撮りたい気持ちはあるのに、上手く写真に気持ちが乗らなくてモヤモヤ

する事はあるけど。。。ってなんか恋みたい。と今ふと思ったり。

 

 

ともかく、本格始動していこうと思います。

おもしろい方へ楽しい方へ

 

 

あ、私もいやなカメラ好きやでー笑

わたしだいぶ撮られ慣れたた気がしてんだけど

どうでしょうか。まだまだ硬いかな。

 

 

 

 

カメラ好きあるある

自分のカメラに、

自分写ってる写真がない。
 
(当たり前じゃないようで
カメラ好きの中では当たり前!)
↑わかりにくい。
 
 
 
でもNatsuが撮ってくれた
この写真を見て、
 

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自分の写真が残っていることは
やっぱり有難いなぁと思った。
 
Natsuがこの写真をインスタに
アップした昨日、
 
わたしは我が子と言い合いをした。
泣きながら眠りについてしまった我が子の寝顔を見て、
 
言い過ぎだなと反省する気持ちもあり、
でもわたし間違ったこといってるかな!?
というどこか怒りが冷めやらない感情もあり、
そしてそのことを誰かに聞いてもらうこともできず。
 
こういう時、
わたしはいつももんもんとしながら
図書館のホームページをひらき、
 
片っ端から育児書の貸し出し予約を入れる。
 
それらは初めて読むものもあるし
繰り返しになるものもある。
 
その後でふとインスタをひらいて 
 
この写真を見たのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
夏休み、
楽しめたかな。
楽しませてあげられたのかな。
 
そんなことを考えていると、
やっぱり
 
間違ったことは言っていないけれど、
自分の言い方が良くなかったなぁと思えて来て
先ほどのの興奮は随分おさまってきたのだった。
 
答えは育児書の中にあるんじゃなくて
自分の中にあるなんてことわかっていたはずなのになぁ。
 
 
 
 
 
 
 
写真は本当に
チカラがあるなぁ
  
たった一枚の写真に
いろんなものが入っているなぁ
 
って思った。
 
 
 
 
だから
たまには
自分のカメラに自分の姿も
おさめておかないとね。
 
 
 
 
 
 
 
でもなぁ。
 
写真好きあるあるその2。
 
「撮ってー」って頼んで撮ってもらったはいいけど、
 
画面で写真確認して
「ちょっとアングルが・・」とか
 
内心思ったりする。
(もちろん言いません。)
いやな奴やん!
いやなカメラ好きやん!
 
(わたしだけ?)
 
 
 
 
 
ZONO
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

1035

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何もしてなくたって汗が流れる気温の大阪でゾノナツヤスミ。

時間の制約と、目的があったので

すてきなカフェに行くことも、ぶらぶらお写んぽすることもせず

ただひたすら「移動→撮る」をしただけの

なんともハードなゾノナツヤスミ

 

私にいたっては、ナツって名前ですけど夏が本当に苦手で

待ち合わせた時点で「暑い」か「あいぱく行きたい」しか

言ってなかったような・・・(福岡のアイスキャンディー美味しそうだった!)

しかも子供みたいに、暑いと集中力続かない上にイライラしてくる(最悪)

ほんともうなんか申し訳ない

もう少し粘ってたらいいものが撮れたのかなぁなんて思うけど

とりあえず夏に強くなる方法を知りたいです。切実に。

 

なんとか形になるのが撮れたけど

まだまだ考えることはたくさんありそう。

今回はフィルムカメラで撮ることの方が多くてまだ現像出来ていないから

どんな感じになっているのか楽しみ

 

ゾノナツヤスミ2018

会える年も

会えない年も
色々だけど、
 
今年は無事にゾノナツヤスミを決行できた。
 
もうね、
笑えちゃうくらいお写んぽじゃなかった。
 
撮りまくるぞー!
という意気込みとは裏腹に
 
目的があるし、
事情もあるし、
そのくせ時間はないしで、
 
とにかく
ひたすら足早に。
 
おしゃれランチの夢は叶わず、
ホームタウンの家族亭で
昼食をかきこんで、
 
終盤は
膝裏や背中をつたう汗。
パンツはびしょびしょ。
うだるような暑さの中での撮影だったけど、
 
 
それでも
楽しかったわ!  
 
ありがとう
ゾノナツヤスミ2018!
 

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わたし的にとてもネックに感じた曇り空を
敢えて強調させてみた。
青空の下で撮影するのが好きだけど、
これはこれで悪くないかも。
昔は曇りの日はモノクロ撮影で誤魔化したりもしてたっけ。笑

 

 

魔法のカメラ

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社会人になり、働いたお金ではじめての大きな買い物はカメラだった。 

このカメラの事を私は「魔法のカメラ」と呼んでいる。

 

このカメラと出会った事でわたしの生活は少しずつ色鮮やかになった。

学生時代を学生らしい事を一切せずに終えてしまった私に

遅れてやってきた青春映画のようなキラキラした時間。

カメラ持って遊びに行って、美味しい物を食べて、しょうも無い事で笑う

学生時代にどれも経験をしてこなかったから新鮮で楽しかった

私は他人と深い付き合いをしたことが無かったから、こういう事を経験することで

楽しいだけじゃなく、人と人が関わることでの煩わしさや、悩む事もあった

年齢も性別も何もかもバラバラだけど「カメラ」という共通点で出会った人達との

日々はなんだか夢のように思う。

 

 

今はその魔法のカメラも魔法が解けてしまい

わたしは魔法のカメラに出会う前の私に戻っている

けど私にはあの素敵な日々と「魔法のカメラ(見習い)」がある

全く戻った訳では無い。

そんな今、またワクワクすることをしたくなっている

 

ゾノナツのアカウントを作った事も、ブログを始めた事も

ワクワクすることをしたくなったから。

これからもワクワクすることやっていきたい

また新しい出会いとかつながりが出来たらいいなぁって思いながら

今日も写真を撮っている

 

 

 

 

Kのこと

以前、自身のブログで

二人のKのうちのひとりについて語った。

(一番下に載せておくから

万が一興味があったら読んでください。)

 

もうひとりのKについては

ここで書いてみることにした。

 

 

 

Kはカフェの店主だった。

本当にひっそりと営んでいた

そのカフェの扉を

あの日、accidentallyに開いた

Natsuとわたし。

 

そこから始まった。

 

 

 

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Kは今までに友達になったことのない類の人だった。

 

彼のことをどう形容すればいいかはとても難しい。

 

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店は小さくて

なにやらごちゃごちゃしていて、

難しそうな本がたくさん置いてあって、

お香の香りがして、

とても不思議な空間だった。

 

お客さんはクセのある人が多いけど、

でも話してみると面白い人たちばかりだった。

そこに来る人は

彼の店にあるお酒に

店で流れる音楽に

そしてKという店主に魅了されていたと思う。

 

K自身は

とにかくつかみどころがなくて、

物静かで聞き上手な反面、

饒舌に話をすることもあった。

 

そしてとても優しかった。

 

 

 

Kは私たちの二人展にも足を運んでくれたし、

私が岡山を去る直前に開いた個展にも

ちゃんと来てくれた。

 

NatsuとKと3人で行った広島。

 

広島焼を食べて

途中Kの友達も合流して

(これがまた太陽のようなひとだった。)

昼間っから缶チューハイで乾杯して

原爆ドームを見て

仏舎利に行って

 

今思えば夢のようで、

本当に大切な思い出だ。

 

 

 

 

Kの店で

本がとても好きで、

自身で小説を書いてしまうくらいの、

(そして今は本を読むためのカフェを経営している)

bibliophileとも仲良くなった。

 

その彼とKと3人で犬島に行ったこともあった。

 

何より忘れられないのは

3人でスイカを分けっこしたこと。

 

そしてスイカの汁でベタベタになって

ティッシュを探していた私に

Kは本気か冗談かわからないけれど、

自分の服の袖を差し出したのだった。

 

Kはそんな感じの奴だった。

(どんな感じよ?笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

Kの店はNatsuとわたしにとって

「秘密基地」だった。

 

でもいつ開いているのかわからない。

 

行って開いていないこともあったし、

Kに電話をしたら出てきて開けてくれたこともあった。

 

 

でも、

だんだんKが店を開けることが

少なくなっていった。

 

 

そしてKはあるとき、

店を閉めることを決めてしまった。

 

 

 

 

 

 

やっぱりな、

という気もしたけれど

 

とにかく寂しかったし、

ショックだった。

 

秘密基地がなくなること以上に、

 

きっともうKに会えなくなるんだろうな

となんとなく悟ってしまったからだった。

 

 

 

 

 

 

もう8年が経つ。

Kはどうしているんだろう。

 

 

携帯のアドレス帳にあるKの名前と電話番号が

時々ふと目にとまる。

 

 

もうこの番号は使われていない

ということを知るのがこわくて、

8年間一度もかけられずにいる。

 

でもできれば

何らかのかたちで

元気かどうかだけでも知りたい。

 

あわよくば

いつかもしまた会うことができたら

Kのチャイのレシピを聞きたい。

 

わたしは本当に、

本当にKの煎れてくれるチャイが

大好きだったのだ。

 

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自身のブログより☟

Kのこと

突然だが、ジナンはKと名付けた。
そう、漢字1文字、ひらがな2文字の
まさしく「けい」だ。

主に漢字の意味と字画数を考えて
決めたわけなのだけれど、

彼をKと名付けたことにより、
最近二人のKをよく思い出すようになってしまった。

わたしが出会った最初のKくんは、
ジナンとは漢字は異なるものの、

「けい」という名前の男の子で、
高校時代の部活の後輩だった。

我がバド部は例年一学年女子6~10人程度で構成されていて、
わたしたちの代も10人だった。

男子はさらに少なく、
わたしが入部したとき、3年生は1人、2年生は3人、
わたしたちと同じ新入生の男子は0人だった。

それなのになぜか次の代は
女子が約25名、男子も7名ほどが入部し、

世の中のバドミントン界に何かが起こったのか!?
とびっくりしたほどだった。

そんなわけでわたしが部長に就任したときは大変だった。

後輩は男女ともに多いし、
男子の部長は必然的に一つ下の男子になってしまう。

バド部はじまって以来の大所帯(←勝手な予想)で
わたしは総部長のような状態になってしまったのだ。

そしてそのとき、男子の部長をつとめていたのが
「けい」くんだった。

「けい」くんは当時バド部男子に多かった
色白細身タイプの男の子で、

顔は「あずきちゃん」に出てくる「ゆうのすけくん」
のようだった。(このたとえ、わかる人いるんかな。。)

そんな「けい」くんは
わたしのことを「親びん」と呼んで慕ってくれて、
テスト前には当時普及したてだった
メールで夜中励ましあったりもしたものだった。

わたしは彼のことを「けい」くんと、
・・ではなく苗字+くん付けで呼んで
まるで弟ができたような気持ちで
いつも彼を応援していた。
我が家は兄二人という兄弟構成上、
弟とか妹というものにはいつも憧れがあったのだ。

卒業してからも数年は年賀状のやり取りだけが続いたものの、
いつの間にかそれもなくなり、
彼のことを思い出すことはほとんどなくなった。

だからジナンの名前を考えたときに
久しぶりに彼の顔が頭に浮かんだ。

どんな人になってるんだろう。
ちょっとみてみたい。

再会のシチュエーション、
理想はお互いの息子がバド部に入部し、

初試合の応援に行ったところ、
体育館の入り口でなんと・・・・

みたいな感じだ。
まあそんな奇跡はそうそう起こらない。

とにもかくにも「けい」くんは元気にしているだろうか。






もう一人のKの話はまた今度。

 

ZONO