マイバランス

3年前に友人が結婚式で使う

ウェルカムボードとプロフィールカードに

使う写真をわたしに撮って欲しいと言ってくれて、

大阪の浜寺公園で二人を撮影させて貰った。

 

そして友人夫婦は

実際にそれらを結婚式で使ってくれたのだけれど、

 

式に同じく参列していた上司が 

わたしの撮った写真を見て

 

「右に傾く癖があるね。」と言った。

 

写真を見ると確かに言われてみれば

わずかにそんな気もしなくないような・・という感じだった。

 

その方は特に写真をやっているわけではないということと、

 

わたしの人生で出会った中で、

最も細かい人で

もう細かいを通り越して

とにかくコンピューターのような人なので

 

気にすることはあるまいと思っていた。

 

でも、

そのことを意識して過去に撮った写真を見ると

あるわあるわあるわ、

右に傾き気味の写真。

そしてやっぱり癖と呼ぶにふさわしいのか、逆に左に傾いているものは不思議とほとんどない。

 

それ以来、

撮る時に(今更ながら)出来るだけ水平を気にして撮るようになったり、

 

インスタに載せる写真なんかは、

確実に傾きのないものをチョイスするか、

修正してアップするようになった。

 

 

 

今回大久野島での写真を振り返ると、

 

この時の写真には

ちょっとどころじゃない

大胆な傾きアングルの写真なんかもあって、

 

でもそれはそれでなんだか

やっぱり自分は好きなような気もした。

 

そうやって撮ったとき、

きっとわたしは本当に

楽しかったんだと思うし、

 

うまく言えないけど

からだ全体で撮影していたのだと思う。

 

 

それでも今

結局その写真を選ばないのは、

 

どこか、

人の評価が気になるからなのかな。

 

昔は自分が良いと思うものは

構図も光もめちゃくちゃでも

なんでも載せてたのにな。

 

 

今のわたしに、

「いいね!なんてどうでもいいね。」

 

って言ってやってよ昔のわたし。

 

 

 

 

 

 

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